すきや袋/古代金錦/"天平更紗”/黄色/OSK-KODK-M64-C23-19
¥9,800
SOLD OUT
●すきや袋/古代金錦
日出る国と日沈む国。二つの国の出会いものです。
お茶席に必要な「袱紗・扇子・懐紙・菓子切」などをまとめて入れる、おなじみのすきや袋に、モロッコの職人による手作りタッセルを付けました。重兵衛は2014年テーマ『絹感』より、モロッコ王国御用達の職人達との親交を深めてまいりました。今もモロッコの様々な職人たちとコラボレーションで作品を製作し続けています。2019年のパリの展示会では、パリジェンヌに一番人気の作品でした。やわらかなようでしっとりとした質感は、Bag in Bag として、またクラッチバックとしてもお使いいただけます。
●サイズ: 縦14cm x 横20cm x 幅1.8cm
●素材: 絹 和紙 銀箔 金銀糸
●モロッコタッセル:サブラ糸
『古代金錦』袋帯とは
紀元前2000年以前から金が装飾品に素材として使われていましたが、金の織物への使用は2世紀頃シリヤで、
金を薄く伸ばして細く切ったものを直接糸に絡めて織り込んだものが最初で、その後中国へ渡り、
しなやかさと強度を保つため紙に貼付けて糸にする方法があみだされたました。
古代金錦に使われる金糸は、古代からの技法そのままに小豆一粒の金を、たたみ一畳分1000分の1ミリの厚さまで叩いて伸ばし
1枚1枚竹へらで和紙に張り付け極細に裁断して丹念に手で糸に巻き付けながらつくりあげた金糸です。
その金糸を140年間織りつづける古代錦の袋帯の組織に新たに織り込んだもので、
古代錦本来の良さをいっさい崩さず、古代金糸の持つ独特のきらめきを帯全体で表現しています。